グレイヴのシフトノブは、ほぼ円筒形という
比較的シンプルなフォルムという事に加え、
切削時も、1つずつ精密に加工されるため、
切削時も、1つずつ精密に加工されるため、
よって、例えば表面が歪んでいるとか、
取付のタップがキチンと切られていない、
などの不良品が出来る確率はかなり少ない事になります。
にもかかわらず、工場に仕上げていただいた製品に対し、
全品QCを実施することは、企画段階から既に決めていました。
と言うのも、以前で台湾であるメーカーの仕事していた時、
倉庫が併設されている事務所での業務で、
QCの現場を見た事がキッカケでした。
製品は自動車の部品ではありませんでしたが、
QCルームは倉庫の入り口からほど近い所に設置されていて、
QCを経由した製品のみが、
倉庫にストックされる体制となっていました。
QCの実施数量は、グレイヴとは異なりますが、
品質管理を実施する理由は同じです。
もちろん加工現場における、マシニングセンタの技術者の
ノブの取扱いは慎重かつ丁寧でしたが、
それでも目視による製品チェックをメインに、
丁寧にQCを実施しています。
またグレイヴでは、工場より到着後、
QCからパッキングに至るまで、
ノブに触れる際は常に手袋をしています。
これはノブにキズや指紋が付かないように、
という理由もありますが、
やはりまずはオーナーが触れるべきモノ、
すくなくとも私にとって、
このノブはそう言うポジショニングだからです。
しかし意外だったのは、
オーダー時にお伺いしている装着確認の要不要。
この依頼が思ったより少ないのは想定の範囲外でした(笑。
まずは自分のGT-Rに、ということでしょうか・・。
オーナーのイニシャルと車体番号が入った、
世界でただ一つの製品故、
そうであればその意図、もちろん理解できます。
取り付けにあたって特に難しい部分はありませんが、
ご周知の通りアルミは非常にデリケートな素材です。
初めて装着する時は、アルマイト分の厚みなどで、
クリアランスが少ない状態です。
若干回りは重い(キツイ)ですが、ゆっくり丁寧に回し込んください。
また、取り外しの際には、アルミの屑がでることもありますが、
これはジャストフィットするように設計しているためです。
余談ですがご多分に漏れず、
GT-Rのミニチュアカーをいくつか所有していますが、
クルマから取り外した際は、
それらと一緒にディスプレイしておく時もあります(笑
クルマから取り外した際は、
それらと一緒にディスプレイしておく時もあります(笑