2014年10月14日火曜日

雑談:スズキ カプチーノ



GT-Rの前に4年ほど所有していた、EA11R スズキ カプチーノ。
1989年の東京モーターショーで参考出品、1991年の10月に発表。
そのスタイリングにシビれ、早々と購入を決意。
発表のかなり前に予約をしようとしましたが、
近所のディーラーでは受け付けてもらえず、
ちょっと離れたディーラーまで出向いた記憶があります。
その甲斐あって、デビュー翌年の1992年1月中旬には納車されました。
余談ですが、担当の女性も鈴木さんでした(笑。
納車がかなり早い時期だったと思われます。
しばらくはかなり目立ち、あちこちで話しかけられました。

当時、自動車の用品メーカーに勤務していたこともあり、
納車翌週のターボタイマー装着を皮切りに、
エアクリーナー、ブーストコントローラー、デフ、
そして4点式ロールバなどの装着、
及びタービン、クラッチの交換まで(笑。
自宅が袋小路だったこともあって、 自宅前での作業がほとんどで、
友人の手は借りたものの、ほとんどがDIYでした。

サーキット走行会に参加し始めたのもこのクルマからでしたが、
未熟な運転技術では短いホイールベースへの対峙は難しく、
加えて2wayデフの効果も相まって(?)、
アクセルを開けても閉じても常にアンダー、
曲がらないイメージが強く残っています。

また、勤務先では比較的最新式の車両だった事もあり、
展示会や社内のイベントなど、あちこちに引っ張りだこ(笑。
またあるときは、プライベートで購入したFrバンパーを装着した状態で、
ブレーキパッドメーカーのイメージカットとして露出したところ、
肝心のブレーキパッド以上にそのバンパーの問い合わせが多くなってしまい、
広告に注意書きを追記した、なんてこともありました(笑。

その後、運転席助手席とも、勤務先の試作バケットシートを装着。
湯船に浸かっているようなドライビングポジションは、
ゆったりとした運転を受け付けてはくれず、
また、当時徹夜が多かった事もあってか急に疲れを覚え、
大きいクルマに乗りたくなった所に、GT-Rマガジン誌の広告が目に入って、
その中古車屋に出向き、デビュー当時から気にはなっていた
GT-Rに乗り換える決意をする事になります。
まあ、GT-Rがゆったりと乗れるかどうかは、 これまた微妙ではありますが(笑。

余談ですが、カプチーノの運転席から見るBNR32のリヤビュー。
それがBNR32のリヤが一番格好良く見えるアングルだと思っています(笑。

カプチーノはその後、友人に売却をしたのですが、
その友人は私以上に情熱を持って向き合い、
今も尚所有し続けています。

過日のカプチーノのオーナーズミーティング
カプチーノを譲渡して20年近くになりますが、
今なお思い入れの深い一台でもあることから、
GLAIVEシフトノブの次期開発車両の一台として考えております。
のオーナーさんの動向を見るために、見学に行ってきた次第です。
GT-Rオーナーの方々とはまた違った形の思い入れを感じ、
ぜひとも形として残したいと思いました。


2014年10月8日水曜日

ノブの重量



















こんにちは。
本日はノブの重量について少し。

GLAIVE(CH付き製品版) 約120g
GLAIVE(CH無し試作品A) 約135g
GLAIVE(CH無し試作品B) 約138g
純正 約80g
A社アルミ製 約120g
B社ジュラコン製 約135g
C社アルミ製 約105g
D社アルミ製 約150g
※CH=クーリングホール
※データは当社計測によるものです。

上記データは、GLAIVEシフトノブの開発時に、
テストで使用した試作及び一部の他社製品のシフトノブ単体の重量です。
個人的に重量差を一番感じる操作は3速から4速のシフトアップ時で、
5速のマニュアルミッションにおいて、
それは恐らく一番シンプルな操作だからだろうと考えておりますが、
通常の運転時において、重さによる操作への影響は、
明確には判らなかったのが正直な所です。
なので、重量は感覚に頼りながらの追求となりました。

まず、最も重いD社製に関しては、
卵型という形状のせいもあってか全般的な操作感が緩慢で、
早々に除外しました。
またGLAIVEの試作品AとBに関しては、単体で持った際に、
即座に「重い」、と答える方が多かったことから、
現実的なターゲットウエイトとして、A社製と同じ120g前後としました。

しかし、形状の方向性はほぼ決まっていたことから、
軽量化の手段はほとんどありませんでしたが、
コストの面で躊躇していた熱対策のクーリングホールが
それを兼ねることから、クーリングホールの追加を決定。
深さ40ミリ、直径2.5ミリの穴を7つ設けることで、20g前後の軽量化を実現。
ターゲットウエイトをクリアすることができました。

余談ですが、ノブに重量を求められることもあるようで、
純正オプションのノブ製作経験を持つ方とのお話した際、
ギア抜け抑制にためノブに重さを求められ、
トップ付近にウエイトを追加したという話も聞きました。
実際、当時の試作品を拝見させていただきましたが、
分解するとウエイトが入っており、結果重量も300g近かったと聞いています。

しかし、シフトチェンジは時に素早い操作を求められる故、
やはり適度に軽い方が有利ではないかと考えております。
そしてストリートユースにおいて、特に重要な要素はやはりデザイン。
そのデザインに関してはまた次の機会に。



2014年10月5日日曜日

ノブの納期

こんにちは。

雨の日曜ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は現在一番お問い合わせの多い、
ノブの納期について、改めてこちらでごご回答致します。

















ホームページに記載しました通り、
GLAIVEのシフトノブは、オーダーからお渡しまでに、
最大で40営業日をいただいております。

GLAIVEシフトノブは棒状のアルミの塊を、
旋盤とマシニングセンタという、
2つの機械を使用して加工していきます。
通常、これらの機械で加工をするためには、
事前に切削プログラムの入力、ドリルのセット、
メンテナンスなどの準備が必要で、それにはかなりの時間を要します。
よって、一度それら機械のセッティングを変更した場合、
出来るだけ多くの数量(ロット)を加工する方が効率が良いので、
機械を無駄なく動かすように、工場は受注状況に合わせて、
週や月、或いは年と言った単位で、
機械のスケージュリングをするケースが多いのです。

今回、GLAIVEシフトノブの加工を依頼している工場は、
当然そのような管理体制の下で操業されており、
通常は少量の加工は受け付けていただけないのですが、
その工場の加工技術を知っていた故、
どうしてもその工場で製作していただきたかったので、
機械のスケジュール状況を見ながら、を条件に
無理を言って引き受けて頂けることになりました。
そのような条件故、オーダーをいただいて、
すぐに加工に着手できるとは限らないので、
オーダー後、最長で40営業日という、
少し長めのお時間をいただく事にしました。

しかしながら、オーダー後状況が判らずに、
いろいろとご不安を感じさせてしまうのも不本意ではありますので、
状況の許す限り、何らかの方法で進捗状況をお知らせするように、
現在検討しております。



2014年10月3日金曜日

GT-Rマガジン

こんにちは。

次号で120号になるGT-Rマガジン。
年6回の発刊だから、創刊から20年。








当時、五反田の勤務先で000号を手にしたのを記憶しています。
定期刊行で1車種の専門誌は当時としてはある意味衝撃でした。
私がGT-Rのオーナーとなるのは、それから2年ほど後なのですが、
その時既に、これは貴重になる、と直感的に感じて、
000号の見本誌を1冊持ち帰りました。

ここ数年、クルマ雑誌は相次いで廃刊となってしまい、
この世界に携わる一人として非常に心苦しい状況ですが、
そのような時世にあってなお、当時のスタイルを貫き通す事は、
ビジネスとしても、コンテンツとしても、非常に大変だと思います。


その後、赤い400Rが表紙の008号(だったかな?)に掲載された、
某中古車屋の広告にあった、白いV-spec IIが目にとまり、
見に行ってそのまま購入を決意、現在に至ります。
また、実はこれまでに記事や広告で何度か登場しています。
そのご紹介(?)は、また次の機会に(笑







2014年10月1日水曜日

BLOGもスタート

こんばんは。

昨日のGマガさんの編集部訪問から先ほどまで、
スタートとあってドタバタでした。
セールスプロモーションをハンドリングしてくださっている
方からの薦めもあったので、BLOGもスタートさせる事にしました。


併せてよろしくお願いします。